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  平成28年度入学式 学長式辞
 
学長 佐久間賢祐
入学式会場
学長 佐久間 賢祐
入学式会場

ここに集いし若人たちよ、ご入学おめでとうございます。これから、人生において非常に輝ける、重要な、大学生活が始まります。大いに大学生活を楽しんで頂きたいと思います。私たち本学、教職員は、心から皆様を歓迎し、また、ご家族、関係の皆様に対しまして、責任を持って、大切に、大切に、育て上げていくことをお誓いしたいと存じます。


今日のこの日を迎えられましたこと、ご家族の皆様に取りましても、さぞや感慨もひとしおのことと、お慶びを申し上げます。

本学はとても小さな大学です。大学淘汰の時代といわれて久しく、内外の社会状況の急激な変化の只中に、大学の存在意義は厳しく問われています。しかし、それこそが、本学が持つ良さを大いに発揮できる、チャンスでもあるのです。小さな大学だからこそ、これほど学生の皆さんと、教職員のつながりが密で、あったかい大学を私は、他に知りません。

 

本学の教育の歴史は、いまから420年以上前の、戦国時代、文禄元年(1592年)に、江戸駿河台に創設された「学林」にさかのぼります。詳しくは新入生の皆様に、お配りをさせて頂きました、「駒澤大学建学の理念」をご覧ください。

本学の建学の理念、「行学一如」(行いと学びを一致させること。理論と実践の融合をめざすことを意味します。)その「行学一如」とは、世界に冠たる教育の理念であると言っても過言ではありません。現代的な視点においてなお、世界に脚光を浴びる「曹洞禅の精神」を根拠としているからであります。 

「学ぶことが、すなわち人格の形成」である。身に付けた知識や技術は、人格や思考の核となり実践を通して、さらに新しい知識や技術が求められ、高められていきます。この努力の繰り返しこそが、人類の叡智や、学問・生活・文化を創る原動力となるのです。

この建学の理念を実現し具体化する場として、本学の教育課程が存在します。持てる環境を十二分に活かしながら、私たち教職員が持っているすべてを皆様に教授して参りたいと思います。

 

本学は、国際文化学部を擁する単科大学として、積極的な国際交流や留学生の受け入れを行います。本学の中に世界と国際色があり、地域社会で生活し、大学で学ぶ皆が世界とつながっているのです。だからこそ、本学でグローバルな物の見方や考え方、生活の様式、言葉など広い意味での国際文化を学ぶことの重要性や意義は大きなものがあります。地域に密着した「世界」と「文化」を学ぶことを主要な目的とし、「自分が生活している地域にしっかりとした足場を持ちつつ、広く世界を見渡すことのできる人間」、「地域で行動」し同時に「世界的な視野で物事を考える」ことのできる人材の養成、そして、ビジネス即戦力としてのキャリア創造を、本学の教育の第一の目標としております。
学生一人一人の学習状況やこころの様子にまで目を配りながら、これまで本学の特色としてきた教育を、改めて確認しここに推進して参ります。

 

大学とは、「自分探しの場所」だといわれます。しかし、自分探しとはそう簡単にできるものではありません。一生かかっても、自分なんて探せないかもしれません。大切なことは、まず、自分自身への「問いを深めていくこと」だと、私は思っております。

本学の教育に直結する、曹洞宗の開祖道元禅師は(みなさまから向かって右側の御尊像が道元禅師です。)、自分自身への問いを見失わなかったならば、きっと、その問いにふさわしい人間になることができると仰せです。自分にしっかりと向き合い、自分自身に対する問いかけを常に、見失わないで頂きたいと思います。

大学でなければ学べないこと、出会えないこと、そして出会えない人がおります。大学には、「教育」と「研究」と、その「情報」に関して、皆さんが求めるものは、すべてそろっています。どうか大学を、そして私ども教職員を思う存分活用してください。

 

時代が大きな転換期に入っている今日、大学へ入学したばかりの皆さんが、自分自身の人生の確かな目標を持つということ、自分自身への問いを見つけることは、なかなか難しいことでしょう。価値観のゆらぎは、世の常ですが、皆さんは、時代の流れに惑わされることなく、将来、いつか来る機会を確実に自分のものとするために、あらゆる困難に出会っても強く生き抜く自分を作るために、大局的な視野と考え方を持てるよう、禅の精神の真髄ともいえる「行学一如」に基づき、自分自身の課題を発見し、それを判然と見極め、その解決に立ち向かい、「こころの時代」といわれる21世紀を切り開き担う、人物となるために、一歩一歩確実に自分の能力を築いていって下さい。

 

新入生の皆さん、大学生活は4年間です。わずかに1460日あまりです。この大学時代は、人生の中でも最も豊かな時間でもあります。親御さんの下を初めて離れ、あるいは、母国を離れ、一人暮らしを始める方もおられるでしょう。食事と、健康に、呉々もご留意なされ、一日たりとも疎かにすることのないよう、有意義な大学生活を送って下さることを祈念して式辞といたします。

 

平成28年4月4日

苫小牧駒澤大学学長 佐久間 賢祐

  学長あいさつ

苫小牧駒澤大学 国際文化学部

フリーダイヤル 0120-57-1504

TEL: 0144-61-3111(代表)
FAX: 0144-61-3333

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