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第9回学生研究発表会が苫小牧市文化会館で開催されました

 

 

 本学では、学生の研究成果発表の場として、例年7月に「学生研究発表会」を開催しています。今回は第9回目となり、3本の学生研究発表、ディベイトの他に、本学教員による講演会も行われています。

  「清朝の八旗制とモンゴル」では、舞台となった満州を中心とした文化の衝突、そして文化拡散と文化の成長について概要が述べられました。発表者である国際文化学科4年の鈴木誠哲さんは、現在作成中である、自身の「卒業論文」にこの発表で得た経験を活かしていきたいとのことでした。

 

 「睡眠-知られざるその秘密」では、国際文化学科3年の米森佑誠さんが、沢山の資料・文献を駆使され、睡眠に関わる様々な視点を提示しました。教職課程も履修している米森さんらしく、「幼少期の睡眠のしつけ」や「睡眠リズム形成の外的要因」など興味深いお話をいただきました。

 「生存権闘争における人権保障の意義―朝日訴訟・堀木訴訟を中心に」では、本学4期生であり科目等履修生として現在も学びを続けている結城才雅さんが、閉塞感ただよう現在の生活世界において「人間らしく生きること」とは具体的にどういうことなのか、それはいかに保障されるべきなのかを、事例研究を通し問題提起をしました。

 

 これらの研究発表の他に、国際文化学科「英語文化論コース」に所属し、教職課程において教員免許状を取得すべく勉強中の3年生、宇佐美和さんと島野和さんによるディベイト「小学校の英語教育は不要である」が行われました。2人はそれぞれ肯定(論題提起)と否定(現状維持)の立場から、教員の負担増、教育の質の維持、母国語教育との兼ね合い、早期外国語教育導入の利点・欠点、コミュニケーションの重要性などを中心に意見を戦わせました。

 

 それに続く本学教員による講演では、アイヌ文化を専門に教えていらっしゃる岡田路明教授から、「アイヌ語地名入門-白老の事例から」の題目でお話をいただきました。アイヌ語地名は現実的な地名の付け方がされており、後世付与されたであろう情緒的ニュアンスやその土地の現状からアイヌ語地名を解釈することは危険であること。また、アイヌ語地名の代表格である「ペッ(別)」「ナイ(内)」地名(双方ともに「川」の意)の分布、そして川とアイヌ民族の生活圏との関わりを興味深くお話いただきました。

 

 「学生研究発表会」は、2年次の教育課程から段階的に履修していく「専門ゼミナール1~3」で学んだ成果を発表する場として活用されています。発表者は、ここで得た経験を自己の「ゼミ論文」や4年次の「卒業論文」に活かしつつ学びを深めています。

 今回の発表会においても、本学学生、教職員の他、多数の市民の方々にお越しいただ活発な質疑応答が行われました。短い時間ではありましたが有意義な時間を過ごす事ができました。

 本学学生の学びに寄与していただいた市民の方々に、この場を借りてお礼申し上げさせていただきます。

学生・卒業研究発表会のページ

苫小牧駒澤大学 国際文化学部

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